テアトロ・フェニーチェ劇場にて写真満載。


大船のピアノ教室、鎌倉音楽サロンです。


フェニーチェ劇場の中、写真満載。


中に入ると、淡いミントブルーと金色の、絶妙なコラボレーション!

ゴージャスだけど可愛い!



このブルー・・・・あまりイタリアではお目にかからない色だと考えていましたが

いえいえ、FIAT(イタリア車)の水色の車

がありました!


休憩時間に、写真をパチリ。


コンサート中、円形になっているので、ボックスから眺めていると、

お隣のボックスとも目があったりしました。

そんな時、お互いにニコっと微笑むことができるのが、ヨーロッパの素敵なところ。



どうやら、お隣はチェリストのようで、楽譜が全て頭に入っている様子。

(体の動かし方、指の使いかたで、すぐに分かりました。)

ボックス席に座っていましたが、身を乗り出すと、全く違う良い音がして、

このホールの音響の良さを感じました。


ヴェネツィアは海の中にあって湿気も多いはずなのに、湿度と乾燥のバランスが優れていて、

それほど換気ができているとも思えないし、やはりイタリアは楽器にとって恵まれた場所なのでしょうか。


また、クレモナ(ヴェネツィアより北、ヴァイオリンの名産地)に比べると、音の質も下がってくるのでしょうか??

イタリア在のヴァイオリニストにいつか聴いてみたいと思います。



box席に座っていると、お隣に貴婦人(パリッとおしゃれした老婦人)が座られていました。

とても好意的で「前方の席にいらっしゃいな」と仰ってくださり、

それから私はイタリア語は音楽標識言語しか知識は無いのですが、楽章ごとにその貴婦人と目があって

音楽の内容について、イタリア語と日本語で感想を述べ合う、という、面白い会話に。


細部はもちろんわからないのですが、なぜか「音楽が好き」という共通点で、言葉の壁を乗り越えてしまうひととき。

楽しかったです。

言葉ができたら、もっと楽しいだろうな。



彼女は、ヴェネツィアで暮らしていて、暇を見つけてはフェニーチェ劇場にふらっと音楽を聴きにやってくるそうです。

なんて羨ましい環境。



今回のイタリアでは、ヴェネツィアだけでなく

「音楽、文化が生活に根付いている」

ということにも大いに触れる良い旅と旅となりました。



次は、フィレンツェに移動。

美術館や、コンサートの様子です。