N’s室内楽のこぼれ話


N's室内アンサブルのメンバーである、

クラリネット奏者、平井洋行さん。

今回、超絶技巧の続く難曲、


・ロヴレグリオ編曲 

 ヴェルディ「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」のテーマによる幻想曲


を演奏します。



平井さんの弟君である、平井敏仁さんは

現在はスタンフォード留学中の医師ですが、


2013年、イグノーベル賞 医学賞、を受賞しました。



そのテーマが「椿姫」。



心臓移植をしたマウスに、オペラの「椿姫」を聴かせた所、

モーツァルトなどの音楽を聴かせたマウスよりも、

拒絶反応が抑えられ生存期間が延びた、

という研究をされた、とのこと。




その経緯があり、平井さんはこの曲を選ばれたそうです。



なぜこの曲が免疫アップ向上に選曲されたのか、

単に医師たちがお好みであったのか、

今度お尋ねしてみようと思います。




しかし、この編曲は、超難曲・・・・。



そばで伴奏していて、平井さんの安定したテクニックには

いつも脱帽。

よく息が続くな〜〜〜本当にすごいな、、、、と感心してしまいます。



この曲で免疫力が落ちないよう、差し入れすることにします。笑





ロヴレグリオ(1841-1907) 

Donato Lovreglio

ヴェルディ「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」のテーマによる幻想曲

Verdi “La Traviata” Fantasia da Concerto per clarinetto e pianoforte


ロヴレグリオは、南イタリア・バーリ出身の作曲家。

主として木管楽器作品を作曲。

この作品は、ヴェルディ(1813-1901)の代表作のひとつ、「ラ・トラヴィアータ(椿姫)」の主題による変奏曲。






5/27(土) 

18:30〜 

埼玉会館小ホール

   

 N's室内アンサンブル コンサート

 https://www.facebook.com/Ns.chamber.music/


 

開演 18:30  終演 20:45

【問合せ先】N’s室内アンサンブル  

y.sugimo.vc@gmail.com





ベートーヴェン自らが編曲した、
室内楽版・ピアノコンツェルト4番を
演奏します。